2017/12/10

時代遅れをさりげなくスルーする

 変化の時代

 昨今のように変化が激しくて、速い時代だと今までは常識だった事が時代遅れになる。 習慣だったり、諺だったりとかあらゆるものが。しかし大きな声を上げて、それらの時代遅れになった事柄を捨てると宣言したり、罵倒したりすると要らぬ反感や軋轢を生む。だからさりげなくスルーしたりやんわり軌道修正させたりするのが一番スマートなやり方だ。

 例えばかつて男は自分の城を持ったら一人前だとか言われていたらしい。しかしながら効率的に物事を考えられる人ならば、その考えは最早時代遅れも甚だしいとわかるハズである。地震も頻繁に起こるし、高齢化社会の解決策としてコンパクトシティ構想がメディアからも発信されている。地震で家が壊れるかもしれないし、運が悪いと家の近くの商業施設がある日突然無くなってしまい物凄く不便になる事も起こり得るのである。これらを踏まえると、この時代に家を買うなんて選択肢はあるのだろうか?

 しかしながら上記を声高く叫んではいけない。既に家を買ってしまい最早手遅れの人や未だ時代錯誤の考えを持っている人から猛烈な反感を買うからだ。彼らの対処方法は一つ。「○○さんみたいにお金がないんで、僕には買えないですよー」とヘラヘラ笑いながら誤魔化す事である。

 諺で「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」と言うのがある。確かにかつてはこの諺は正しかったのかもしれないけれど、今の時代はどうだろう?みんながスマホを持ち、調べたいことは即座にGoogleで調べることができるのが今の時代である。ググるという言葉が生まれてから久しい。そんな時代に1から10まで人に聞いたら、自分は馬鹿ですと周りに宣言している様なものである。

 そんな人が周りにいたら、やんわりと自分で調べるように促すのが優しさである。決して「少しは自分で調べろや!それお前の仕事やろ!」などと強い口調で言ってはいけない。彼らに自分で調べる、考えるという習慣がないだけかもしれないのだから。(因みに僕は会社の女性同期に強い口調で言って泣かせた。)

 我々は変化に対応しながら生きていくことが求められている。しかしながら現実には対応できない人もたくさんいる(僕も対応できていないかもしれない)。その状況を考えると声高に時代の変化を叫ぶより、自分だけさり気なく順応するのが一番賢い生き方なのかもしれない。間違っても大きな声は出してはいけない。それがスマートなやり方だ。

常識を疑うことから始めよう (Sanctuary books)
ひすい こたろう
サンクチュアリ出版
2013-03-15



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